追悼

これを書いている今も
まだ信じられない

眠い頭でこの事を知った
眠気なんか一気に吹っ飛んだ
ただ布団の中で嘘であって欲しいと心から願った

大変な事は理解していたつもりだけれど
良くなる事を信じていたから

朝本さんを知らなかったら 私は今の私でなかった
間違いなく人生を変えた人 影響を与えた人だった

この映画を知って 私は朝本さんを知った
三宿のclub でDJをしている事を知り ドキドキしながら足を運んだ

その日に運命の友人と出会い
どんどん大好きな人たちが増えていった

その時の沢山 沢山の人たちとの出会いの中で
私は今の道に進もうと決めた

その時に出会った人達とは 過去になってしまった人もいるけれど
私の中の友達として 現在進行形で存在している人も多数いて
今も継続して私に影響を与えている

朝本さんを知らなかったら 私は今の私でなかった
間違いなく人生を変えた人 影響を与えた人だった

この曲のイントロが大好きだった
違う場所にいても いつもフロアーに飛んでいってた
ほろ酔いのちびっこ娘の私は 朝本さんに向かって
「こんなメロディーをつくれるなんて 天才!天才!」
といつも頬を蒸気させていた
朝本さんは そんな小娘の言葉も いっつも笑って聞いてくれていた

琴線に触れる素晴らしさの中に
胸を掴むキャッチーさもあるメロディー

沢山 沢山の音楽を教えてくれた
素晴らしい人なのに 全く偉ぶったところのない人だった

こうなってみて 初めて思った
いつか曲を書いて欲しかったのかもしれない
すごい人すぎて そんな事あり得ないと思っていたから
望んだ事もなかったけれど

こうなってみて 初めて 叶わない夢が出来た

後悔のないパフォーマンスをしていこうと心に誓った

まだ気持ちの整理がつかないけれど
朝本さん 心から ありがとうございました